甲府市Sさまのピアノ①
甲府市Sさまのピアノ②
の続きです。
白鍵貼替え
ひび割れが多数あります。
Sさまはずっと気にされていたと・・・
正直なところ、全てを貼り替えるのはカナリ手間がかかるので敬遠する気持ちもわからなくないです。
ここはSPS(シミズピアノサービス)の得意なところ!!
やりがいがあります!
では早速取り掛かりましょう!
今回もドイツから輸入した部品を使いました。
SPSの得意分野!!
山梨では他にないノウハウで輸入した部品を使います。
国内ではホボ流通がないアイボリー色(クリーム色)の白鍵部品です。
まずは木口を剥がします。
10数年前に百均の包丁で作った自作ジグでサクサクっと剥がします。
次は上面を剥がします。
アイロンで温めるとアクリルの鍵盤は簡単に剥がれます。
ドイツから輸入した鍵盤です。
比べないとわかりませんが真っ白じゃないです。
部品の選定もこだわりです!!
新しい部品はオリジナル地比べて0.8mm厚いので鍵盤の加工が必要です。
これまでに何度となく経験を積んでいるので、いつも通り鍵盤を加工していきます。
ブログではわからないと思いますが地味で気が遠くなる作業・・・(泣)
接着が乾いたら余計な部分を削っていきます。
これまた地道な作業・・・
レギュレチングボタンパンチング貼替え
すでにピアノ本体に納めて4時間掛けて各部の調整を終えています。
ご紹介いただきました甲府市Aさまとご依頼いただきましたSさまに改めまして感謝申し上げます。
「ピアノは直せる!!」ということをこれからも山梨のピアノユーザーさまに知っていただきたい一心でブログにアップしました!!
オマケ
「良くなった!!」ともっと感じていただきたいのでローラー加工をしました。
私の趣味なので、もちろん料金はいただきません。
「修理もブランドのひとつ」をご提案。
足跡をしっかり残します。
もちろん責任もしっかり持ちます!!
ご覧いただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!