今回は滅多にしない千葉県へ出張してピアノの状態確認をしてきました。なぜかというと、依頼者が中学の時の同級生のKちゃんだったので特別です！ ちょっとした旅行気分でした（笑）
↑稲毛海浜公園
実はピアノが工房に入ったのは5月27日。先日の小金井市YさまのYUAと同じ日です。ブログアップが遅くなってゴメンね、Kちゃん💦
今回の作業内容は
①鍵盤ブッシングクロス貼り替え
②フロントパンチングクロス交換
③全体再調整
④消音ユニット取付
以上です。
鍵盤ブッシングクロスの貼り替え
まずは古く消耗したブッシングクロスを蒸気で剥がします。剥がしたあとはクサビで穴の大きさをコントロール。
剥がしたブッシングクロス
バランスブッシングクロスを貼ります。今回は動画にしてみましたのでどうぞ！（途中でタイムラプスなんぞをしてみましたw）
フロントブッシングクロスです。今回の作業動画ではありませんが、こちらをご覧ください。バランスも当然同じですが、前の接着剤除去は必須です。
貼り終えました！
接着剤が乾いたら余計な部分をカット
テフロンパウダーで潤滑処理してからコテで穴サイズ調整とテフロン定着。バランスピンとフロントピンのサイズは違うので、当然コテ先は別のもを使用します。
完了！
フロントパンチングクロス交換
改造以外で交換する必要がないフロントパンチングクロス。な、なんと･･･ ボロボロだし1個ないし💦
🐭の仕業です。4月のピアノ状態確認をした時に鍵盤下の棚板に🐭のお部屋を発見！ お引っ越しをしたあとだったようです。
せっかくだからと、コストを落としたアップライトピアノ用のフカフカした部品ではなく、グランドピアノ用（C3以上）のシッカリした部品（オリーブ色）に交換しました！
全体再調整
ここ最近の記事、甲府市OさまのBL-31、小金井市YさまのYUAと作業内容は同じですので、写真のみアップします。
消音ユニット取付（ヤマハU3用ピアメイト「RB-903」）
前回のYUAは異例でしたが、今回はU3用の「RB-903」を取付。なんの苦労もなくできました！ なので写真だけアップします。
全ての作業を終えました！
搬出（6/14）
いい天気！ いつも任せて安心の松本ピアノ輸送さんにお願いしました！
Kちゃん、ブログが遅れてゴメンね💦
ご依頼ありがとうございました！
