しばらくブログを放置していてスミマセン。
あまりに多忙だったためブログアップが遅くなりましたが、先月からお預かりしていたIさまのピアノです。
お見積りに伺った際、とにかく結露がひどい状態でした。
今回は娘さんのところへ移動するとのことで、一旦工房でお預かりしてピアノを乾かしてから標準に戻す作業をさせていただきました。
工房へ入ってから数日後ですが、それでもまだ湿気による動作不良(スティック)があります。
今回させていただく作業は
①全体を標準に戻す
②白鍵木口の貼替
③鍵盤上面の研磨
④1本だけ白鍵上面の貼替
です。
さぁ始めましょう!!
まずは白鍵木口の貼替です。
以前でも動画でご紹介したのですが、同じ作業なのでそちらとこちらもご覧ください。
アフター
鍵盤上面の研磨です。
手前2つが研磨後です。艶の違いわかりますか?
続いて、拍子木などの研磨です。
このピアノは年代が古くて基本的にラッカー塗り。塗膜が薄いので研磨には限界があります。
でも、せめて鍵盤蓋を開けた時に「キレイ!!」と思っていただけるように作業しました。